EOS Kiss Digitakで、San DiskのUltra II 256MBコンパクトフラッシュカードを利用していました。最初に買ったToshiba製のコンパクトフラッシュに比べて、アクセスが非常に早く、とても快適に使っていました。
が、唯一の欠点が。それは保存容量の少なさ。Large-Fineの設定では約70枚、RAWで撮影するとさらにその数は少なくなる。普段の利用にはこの容量で十分なんだろうけど、仕事で簡単な撮影をするときなどは、70枚では正直足りなくなってしまい、結局予備のToshiba製CFカードを利用することになってしまう。ので、SanDisk Ultra IIの512MBくらい買っておくべきかなあと思いビッグカメラに行ってみました。512MBのもので、読み込み速度が速いものは、安くても11,000円くらい。けっこう値が張るんだなあ。
で、その横にあったのがこの「magicstor 2.2GBマイクロドライブ」。価格は15,800円。マイクロドライブとしてはびっくりするくらい安い製品です。安かろう悪かろうと思いながらも、ジャケットに掲載されている「最大のデータ書き込み速度」=6.5MB/secというスペックを信じて、ハイスピードのコンパクトフラッシュと比べても遜色ないんじゃないと判断、コストパフォーマンスからこのマイクロドライブを購入しました。
EOS Kiss Digitalに早速差し込んで使ってみると、Large-Fineでも500枚超の枚数を保存することが出きます。RAWでも270枚の保存が可能。これだけあれば2泊くらいの旅行にも耐えられるかな。バッファメモリの少ないEOS Kiss Digitalでは、メディアとの通信速度が体感速度に影響してくるんだけど、Ultra IIシリーズとの比較でもほとんど差を感じません。満足です。撮影に際しても、特に問題は起こりませんでした。
が、問題が起こってったのは、その後。EOS Kiss Digitalの外部インターフェースはUSB 1.1なので、枚数がかなり多いと読み込むまでにとても時間がかかってしまう。ので、Buffalo製の8in1カードリーダー『MCR-8U/U2、を使って読み込んでいたのだけれど、なんとこいつがマイクロドライブを認識してくれない。消費電力が多すぎるみたいだ…。
本家のページの互換性リストには、EOS Kiss Digtalは掲載されていないんだけど、ロジテック独自の検証によると、EOS Kiss Digitalも動作確認がとれたとのこと。ちょっと安心。ということはリーダーとの相性ということなのかな。
いずれにしても、メディアの容量を気にせずに写真を撮ることが出きるのはとっても気が楽です。デジカメ写真をさらに面白くしてくれるRAWでの撮影枚数も問題ないし、しばらくこの布陣で使ってみることにします。
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