先日のエントリーで書いたように、ストレスでぶっ倒れてしまい、今週いっぱい休業することになりました。休養が決まって数日、なんだか寝てばかりで無駄な日々を過ごしてしまったわけで、もうちょっと有意義に過ごさないといけないなあと考え始めました。そこで、自分が一番好きで、かつ普段はあまりしないことをしようと考え、思い出したのがM-Audio製『BlackBox』。以前使っていたTASCAM製のUSBオーディオインターフェース『US-122』が、ドライバの不具合でうまいこと動かず、その代わりに以前買ったモノを押し入れから引っ張り出してきました。簡単に言ってしまえば、USBオーディオインターフェースにドラムマシンとマルチエフェクター、アンプシミュレーターの機能をくっつけたモノです。
発表時に衝動的に買ってしまったわけで、実は本格的にいじるのは初めてだったりする(汗)ので、簡単に紹介だけ。ギターのマルチエフェクターというと、そんなに大きくないイメージかもしれませんが、この製品、かなり大きくズッシリしています。僕の狭い机の上では、これをおいただけでかなりいっぱいいっぱいになってしまいます。キーボードを無線化しておいてよかったと今更ながらにありがたみを感じています。ボタンが多いので最初はかなり面食らいますが、左にはエフェクターのプリセットやドラムマシーン機能の呼び出しのボタン類、真ん中にはそれぞれのパラメーターをいじるためのつまみ、右にはインプット・アウトプットのボリューム調節やプレイバックのバランスなどを調整するつまみと、機能ごとにブロックが分かれていて、比較的わかりやすいインターフェースになっています。
エフェクターのファクトリープリセットは99種類用意されていて、その一部がBlackBoxのページで視聴できます。わらったのが、「Hendrix」や「Who」、「Queen」や「Beatles」のようなリアルなアーティストが好んで使っていた音がプリセットとして用意されていること。「Queen」はよくわからなかったけど(笑)、「Who」のプリセットは結構よくできていました。ユーザーが自由に編集して保存できるプリセットも99個までと、かなり使いごたえがありそう。この製品をデザインしたRoger Linnという人は、Soul Sonic Labさんによると最初のドラムマシンを作った人とのことで、ギタリストなんだそうです。なので、マルチエフェクターとドラムマシンをくっつけることで、ギタリストにとってはけっこう遊べるモノができると考えていたのかもしれませんね。実際、GarageBandを使わなくとも、99種類用意されたドラムパターンに併せてエフェクトをかけたギターを適当に弾くことでかなり遊べました。
ギターをさわるのも久しぶりだったので、ちょっとほこりをかぶっていた。掃除機をかけたり、ぞうきんでケースを拭いたりとやっていたらあっという間に時間が過ぎてしまったので、とりあえず今日は、このBlackBoxを使えるようにMacにドライバをつっこみ、サウンドの設定をして、GarageBandで使えるかどうかをチェックしてみました。GarageBandにもアンプシミュレーターがついているわけなんだけど、CPUのパワーをかなり使うので、BlackBoxでアンプシミュレーターを使い、GarageBandにノーマルで出してもそれなりに使えることを確認。あとはGarageBandにJamPack 1~3をインストールしました。それぞれ3GB、3GB、5.2GBというHDDを食うので、インストールにもかなりの時間がかかったっす。
明日からいろいろと曲作りをしてみようと思っています。
GarageBand JamPack 1~3を購入