NEC Lavie J(PC-LJ5006A)修理日記1

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PC-LJ5006Aえと、このブログを読んでいただいている方ならわかると思いますが、僕はMacユーザーです。日常作業はMacがあればことが足りるので、WIndows PCはほとんど使うことがないのだけれど、たとえばAccessを使わないといけないときなど、どうしてもWindowsじゃないといけないこともあります。そんなとき、サブ機としてIBMのThinkPad X21を使っていました。
 が、このノート、そろそろ限界になってきた。CPUはMobile Pentium III 700MHzなので正直十分なんだけど、IOまわりが非常に弱い。USBは1.0のままだし、FireWire(Windowsの世界ではIEEE 1394)もない。無線もPCカード。しかもチップセットの制限から、メモリの上限が384MBまでと決まっている。384MBでは、Windows XP Professionalを使うのには正直しんどい。
 というわけで以前からどうにかしたいと思っていたのだけれど、かといっていらない機能がいっぱいついた新品を買う気にはならないし、中古もモバイルノートとなるとけっこうする。となるとおきまりのコース、ジャンク組み立てです。
 で買ってきたのがこのマシン、NECの「Lavie J PC-LJ5006A」です。近所のハードオフで、「HDDなしで通電しません」ときて5,250円。USB2.0が3ポート、IEEE1394が1ポート、内蔵無線LAN(802.11b)つき、CPUはMobile Pentium III 933MHz、メモリはオンボードで256MBのモデル。ACもバッテリも、外付けのCD/DVDコンボドライブまでついている。迷いなく買ってしまった。
 家に帰って調べてみると、どうもBIOSのバックアップバッテリがなくなっている感じ。ので、少し充電をしてみたら、電源が入るじゃないですか!こりゃもうけた。
 と思ったらここに落とし穴が。HDD(なんと1.8インチ)を別途調達し、いざOSのインストールとなったら、BIOSパスワードがかかっていることに気づいた。こりゃCMOSクリアしないとだめかと思い、結局分解することに。が、どこにもCMOSクリアのジャンパが見つからない。ロジックを取り外して裏面を見てもない。裏面には、バックアップバッテリらしきボタン電池が。「こいつを外してしばらく置けばCMOSなんてリセットされるだろう」と簡単に考えました。で、これを外そうと思ったら、やってしまった。バックアップバッテリを固定するパーツまでポロリと落ちた。
 仕方ないのでハンダごてを持ってきて、急遽ハンダづけをする羽目に。無事固定して、ある程度組み上げたところで、「このままで電源はいるかな?」と思い、液晶だけ接続して起動してみた。すると今度はヘンな臭いが…。なんと電源基盤のそばにある抵抗から火が出ている!ああぁぁぁぁ、結局ロジックボードが逝ってしまいました。
 そんなこんなで「いつかヤフオクに流すか」と放っておいたのが1ヶ月ほど前。そしたらなんと、逆にヤフオクで同モデルの下半身だけが出品されていた。無事に落札。液晶は生きていることは確認しているし、ジャンクで買ってきたヤツは外装がとてもきれいなので、落とした下半身からロジックを取り外して、入れ替える予定です。今度は抵抗を焼かないようにしないと…。

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