"Match Upgrade"を使って、低ビットレートの曲を高音質化

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iTunes Match、ようやくすべてのステップが終了し、使えるようになりました。
iPadで使うとすごく便利。家の中でAirPlayでライブラリのほとんどを聞けるコンソールとして大活躍。

さて、今日は、”Match Update”というソフトをご紹介。ベータ版とのことですが、素晴らしい。

まず、前提条件として、iTunes Matchを登録しており、さらにすべてのステップが終わっている必要があります。
そして、Match Updateを起動すると、iTunesのライブラリを走査し、ローカルの音楽ファイルとiCloud上にあるiTunes Storeとの音源を比較し、ローカルでビットレートの低い曲を”Match Update”というプレイリストで保存してくれます。

Match Updateプレイリスト

Match Updateプレイリスト

各楽曲の横にある雲+↓のアイコンをクリックすると、ダウンロードが開始されます。
起動時のオプションとして、元ファイルを保持するかゴミ箱行きにするかを選択できます。
複数の曲を選択し、右クリックで「ダウンロード」を押すと、選択された曲すべてを自動的にダウンロードしてくれるので便利です!

一括してダウンロード

一括してダウンロード

ほんとうはMatch Updateがダウンロードの手続きまでしてくれるようですが、12000曲に迫ろうとしている音質向上可能音源、数が多いせいか処理がタイムアウトしてしまったので、状況方法にて手動でアップデートしました。1万曲を選択してダウンロードを実行しましたが、たまにダウンロードのエラーが出るものの、至って順調。帯域にもよりますが、10MB単位のファイルもガンガン落ちてきます。

この方法でアップデートしたファイルには、曲の情報の種類のところに「マッチしたAAC」と表示され、 Apple IDも記載されているので、この曲をP2Pとかで放流するとすぐバレますので絶対にしないように。

The Cure の”Letter to Elise”を、変換前と変換後で聴き比べてみました。イントロの部分で、印象的にシンバルが何回か入るのですが、この響きが128kbpsのファイルだと少し金属感があり固めの広がりとなるのですが、256kbpsではこの響きが柔くなった。また、のちに入る木琴の音も、高さの伸びが違う。さすがに低ビットレートの128kbps→256kbpsでは、音の変化が良〜くわかります。

個人的には、これだけでも年間3,980円を払った価値があったと納得。

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