Lavie J修理日記5: ついに完了!

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Lavie J PC-LJ5006A以前ジャンクで手に入れたNEC製のノートPC『Lavie J PC-LJ5006A』ですが、ようやく修理が完了!以前のエントリでも紹介したように、この手のモバイルノートは特殊なHDDが要求されるものがあるらしい。ふつうはロジックボードから3.3Vの電圧を供給してもらい動くのがHDDなんですが、どうもこのモデルはモーターの回転のために別途5Vの電圧を受けないといけないモデルとのことですわ。なので、現在発売中の東芝製1.8インチHDDはまったく動かない。というかBIOSレベルでは認識しているものの、ブート用ドライブとしては使えないらしいんです。
 その後、ジャンク品をヤフオクで落としまくり、ついに4台目、やっと動くHDDを手に入れました。型番は東芝の「MK2003GAH」。この系列のモデルじゃないと動かないんだってさ。
 早速OSをインストール。メーカー製はゴテゴテと使わないソフトウェアがてんこ盛りの状態でいやなので、もちろんリテールOSをクリーンインストールで。明らかに今までと挙動が違う。ドライブにCD-ROMが入った状態で素早く状況を認識し、すぐにセットアップ画面に入れる。この時点でかなり安心しました。
 が、Xp Professionalの無印(サービスパックなし)のものなので、残念ながらドライバがデフォルトで入っていないものが多い。PC-LJ5006Aと同じモデルである、VersaPro PC-VA93CHのサポートページにいって、XP用のドライバを丸ごと引っ張って全部インストールしました。なんと「たぶん使えない」とあきらめていたワンタッチボタンも使えるようになりました。
 で、使った感想なんですが、さすがジャンク品。液晶は色むらが結構あります。とくに画面の下の方。黒い画面にするとよくわかる。けどまあ、こんなマシンで画像調整とかほとんどしないし、問題ないでしょう。痛いのはグラフィックチップが統合チップセット内蔵のものになってしまったこと。CyberAlladinなんていうマイナーなチップだし、けっこう画面描画にはもたつくことがある。これはBIOSの設定でビデオメモリサイズを32MBに増やすことでなんとか対応。
 一番痛いのはキーボードの質だったりする。IBMのThinkPadはキータッチが非常に自然だったが、これはどうもぺこぺこする。特に左のパームレストの上のあたり。剛性が足りず、キーを押すと、キーボード全体が下に沈んでしまう。なにかダイキャストフレームを加工して沈まないように改造するかな。あと、日本語キーボードなのでなれるの結構大変。
 それ以外には気になるところはありません。何よりもIO類が強化されたことは非常に頼もしいです。IEEE1394/USB 2.0、欠かせません。
 苦労しただけあって、なかなか満足しています。暇ができたら内蔵無線LAN(802.11a/b)をg/b互換のものに変えたいなあなんて思っています。

Lavie J修理日記5: ついに完了!” への2件のフィードバック

  1. はじめまして Lavieの同機種が壊れて修理を予定して入る者でnoiselogさんのblogを参考にさせて頂いております。
    リカバリーCDを作成していない為、ドライバーをダウンロードしたいと思っていますが、VersaPro PC-VA93CHのサポートページから”XP用のドライバを丸ごと引っ張って”とありますが、URL等教えて頂けませんでしょうか?
    よろしくお願い致します。
    tomii_tkl@yahoo.co.jp

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