いや、実はこれを一番期待していたのだが、必要にして十分なパワーでした、やっぱり。
自宅でMacを使うときに一番よくやる作業は、やっぱりiTunes関係。なので、PowerMac G5が到着したらまずやってみたかったのは、AACエンコードがどれだけスピードアップしているかのチェック。結果は、最初のエントリに書いたように、最大23倍速まで伸びた、これにはびっくり。
続いてやってみたかったのは、H.264を使ったHDの再生。Tigerが発表された日から、AppleのWebサイト内にQuickTime HD Galleryが公開されました。これまでの環境(PowerMac G4+Sonnet Encore 1GHzやiBook G4)では、この中のWildlife HD Reelというムービーを15FPS程度で再生するのがやっと。PowerMac G4は、CPUはそこそこかもしれないが、GPUはそれなりのパワーがあったGeforce 4 Tiを積んでいたので、もうちょっといけるかなあと思っていたのだけれど、カクカクでした。なので、H.264の再生にはCPUのパワーに頼るところが大きいのだろうと。
実際に確認してみると、すごいすごい。720pの映像も30FPSで再生される。実際のところ、再生されること以上に、720pの映像の鮮明さにびっくりしたのだけれど(笑)、なんだかものすごく未来を感じた。まあ、720pの映像は4分未満の映像でも100MB以上あるみたいなので、ADSL回線では全部をダウンロードするまでにかなりの時間がかかる。ここまでマシンが速いと、光を入れたくなります。
あとはMPEG-2エンコードのテストをしたいのだけれど、適当な素材がないなあ。またスカパー!で面白い番組やってくれれば撮ってテストをしてみるのだけれど。