写真 (旧iPhoto)のライブラリをTranscend JetDrive Lite 330に移行!

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お久しぶりです…

以前、iPhotoのライブラリをNASで運用しているというエントリを記載しました。
NASのシステムを変えたり、マウントする際のプロトコルを変えたりといろいろとトライしましたが、やはり速度が非常に遅いことがすんごいストレス。

写真App(旧iPhoto)のライブラリをNAS運用する場合の構造的な欠点

以前も書きましたが、iPhotoのライブラリをNAS運用するととてつもなく遅いのは、ライブラリが写真本体のほか、サムネイルや顔認識の状況など、細かな情報を小さなファイル (4KB, 16KBなどなど)で格納されているため。
NASは、シーケンシャルライト/リード (データを連続するブロックから読み書きすること)では一定のスピードを発揮するんだけど、ランダムライト/リードはどうしても速度が低下しちゃうのね。
ライブラリが細かなファイルの集合体になっている上、どうしてもランダムライト/リードで読み書きされるわけで、これが全体的な足枷になっちゃうんですね。
この構造は、iPhotoから写真appに変わっても変更がなく、NASベースではライブラリの変換すらままならない状況でした。

解決策は結局ローカルに保存:Transcend Jetdrive Liteを導入

かといって、外付けディスクにライブラリを写すのは面倒なわけで、「なんかいい方法ないかな」と常日頃考えていたところ、こんな製品を発見しました!TranscendのJetdrive Liteという製品です!

公式ページ

たしかに、Macbook ProのSDカードスロットは、デジカメからの画像を読み込ませるときにしか使っていない。
けど、仕様上SDカードを挿入するとスロットから飛び出してしまうので、なんともかっこ悪いし、たぶんぶっ壊す。
そこで、SDカードスロットの形状に合わせて飛び出さないようにする形を変えたSSDを作ってみた。
そんな感じの商品ですね。

Transcend Jetdrive Liteの外観と実物

外箱はこんな感じ。

JetDrive Lite 330 外箱

JetDrive Lite 330 外箱

取り出すと、こんな形状のブツと簡単なドキュメント類が入ってます。

JetDrive Lite 330 内容物

JetDrive Lite 330 内容物

ちなみにパッケージ写真は実物大。

パッケージ写真は実物大

パッケージ写真は実物大

SDカードと比較すると大きさの違いがよくわかりますね。

JetDrive Lite 330とSDカードとの大きさ比較

JetDrive Lite 330とSDカードとの大きさ比較

MacBook Pro Retina 13インチ(2013)に刺すとこんな感じ。全然飛び出さないので、常に差しっぱなしでOK。こりゃ便利。

JetDrive Lite 330をMacBook Pro Retina 13インチに挿入

JetDrive Lite 330をMacBook Pro Retina 13インチに挿入

現在、写真ライブラリの大きさは約47GBなので、まだまだ容量がいっぱいになることはなさそう。

Jetdrive Liteで写真Appのライブラリを管理する場合の欠点

欠点としては、

取り出しが大変なこと (押し込むとバネが効いて飛び出てくるメカニズムが通用しないので、本体を傷つけないようにすきまに何かを入れて慎重に、かつ平行に引っ張り出す必要がある)
常につけっぱなしにして、写真App (旧iPhoto)ライブラリの常設先にしておくと、画像読み込みのためにSDカードスロットを使えなくなるので、外付けのリーダーが必要になる

という点でしょうか。が、メリットに比べれば、なんてことはない欠点です。

ちなみに、外付けのリーダーはamazonでこんなのをゲットしました。

さっすがにSSDだけあって、移行後の写真Appの速度は驚くばかり。
iPhotoと比べてパフォーマンスがアップしている写真Appですが、その恩恵を十分に得られています。

いまでも、NASを使ってワイヤレスでスマートにしたい、という考えは変わっていないけど、「いちいち接続する」という面倒くささから解放されたこのソリューションなら十分かもね。

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