ダブルバスレフスピーカーの製作!その弐 (ユニット選びとエンクロージャーの作製)

気に入ったらシェアしてくださいね

前回に続き、第2弾です!

4. スピーカユニットを選ぶ

おそらくスピーカーの自作で最も楽しいステップかも。音を鳴らすために最も重要な部分である、スピーカーユニット選びです。
ツイーターとウーファーからなるマルチウェイを選ばなかった理由は前回にちょっと書いたので割愛。8cmのフルレンジユニットを候補にいろいろと選んでみました。
まず検討したのは、自作ユニットの代名詞的な存在であるFOSTEXのユニットたち。

ネットだけではなく、秋葉原のコイズミ無線などの実店舗も見て回りましたが、見た限りの印象は「後ろのマグネットが小さいユニットが多いなあ」ということ。今回はダブルバスレフということで、低音を「しっかりと」出したいわけで(低音を強調するつもりはないけど、自然な量感は得たい)、その際の判断基準となるのがマグネットの大きさ。
もう一つの判断基準はコーンの材質と種類。8cmのユニットに限定すると、上記の通り、FOSTEXのものではあんまり選択肢がなかったりする。

値段は、なんとか1ユニットあたり3,000円程度に収めたいなあと思っていて見つけたのがこのメーカー、Tangband。
台湾のメーカーらしく、最初はちょっと腰が引けたのだけど、ネット上の評判を漁ってみると意外と好評。しかも8cmのユニットでもコーンの種類で多くのラインアップを揃えてくれている。

Tangbandのフルレンジスピーカーユニット W3-1319SA

というわけで選んだのがこれ。

Tangband W3-1319SA 8cm防磁型竹繊維混合ペーパーコーンフルレンジユニット

Tangband W3-1319SA 8cm 竹繊維混合ペーパーコーン フルレンジユニット

Tangband W3-1319SA 8cm 竹繊維混合ペーパーコーン フルレンジユニット

0angBand W3-1319SA8cm防磁型竹繊維混合ペーパーコーンフルレンジユニット(1本)正規品

価格:
3,056円

(2014/10/23 23:27時点 )

感想:0件

決め手はフェイズプラグ付きであったこと。フルレンジは自然な音を出す一方で、ダイナミックレンジはマルチウェイに比べれば劣る。高音の部分でフェイズプラグが補ってくれるんじゃないかと考えたわけです。

マグネットもでかい!

マグネットもでかい!

マグネットもでかくてGood。

その他に必要な部材:プラグターミナルやバナナプラグなど

ユニット周りのものも一通り揃えた。必要になるのは
プラグターミナル(必須)
内部配線用のオーディオケーブル(必須)
バナナプラグ
ファストン端子(ユニットとケーブル、ケーブルとターミナルを直接半田付けする場合は不要)

配線剥き出しのものを何度も取り外しするのはちょっと不安なので、今回はバナナプラグを用意し、アンプとスピーカー間の接続に使おうかと。いろいろと調べたのだけど、金メッキのバナナプラグって高いのね…。オーディオテクニカのものなんて、4本で2,000円超え。一組に8本必要になるので、それだけで5,000円近くいってしまう。
ので、今回はAmazon Basicsのものを用意。24本入って2,180円ってめっちゃ安い。ケーブルとの相性もありそうなので、ケーブルもAmazon Basicで統一。

被膜は薄くてちょっと心許ないけど、芯線は結構太い。

ターミナルも一個800円程度の、外観がイケてるやつを選択。

5. 部材も揃ったので、エンクロージャーの製作開始!

エンクロージャーの製作といっても、カットさえしてしまえばあとは単純。

  • バッフル版の穴あけ
  • ひたすら接着

の工程のみ。まずはバッフル版の穴あけですが、仕様書によるとTangband W3-1319SAは直径7.15cmのバッフル開口が必要に。コンパスでその円を書いて、周縁部に近いところにドリルで穴を開け、糸鋸でガシガシと削っていく。

コンパスでバッフル開口部の線を描く

コンパスでバッフル開口部の線を描く

意外とこの工程が難しい。というか、手鋸で正円を開けるのがちょー難しい。また、Tangband W3-1319SAはマグネットが大きく且つ端子部がかなり飛び出しているので、その分の逃げも作らないといけない。
そんな時の強い味方がDREMELのリューター。とにかく円に近い形でくり抜いた後、ドレメルのサイディングバンド60番を使って細かく削り調節をしていく。端子部の逃げも、あまり大きく開けないよう、ギリギリで入るように一部を深く削って完成。
同じ要領でターミナルの穴あけも。

フレックスシャフトもあると、細かな加工がもっと楽になります。

バッフルに穴さえ開ければ、あとはひたすら接着です。
まずはダブルバスレフの第1室と第2室を分ける仕切りの部分を接着。
定番コニシの木工用ボンド(速乾用)を用意し、隙間が出来ないようにたっぷりと接着剤をつけ、クランプで固定する。

第1室と第 2室を分けるパーツを圧着中

第1室と第 2室を分けるパーツを圧着中

ちなみに使ったクランプはこれ。

E−Value・クイックバークランプ・ERC−300M 02P12Oct14 【マラソン201410_送料込み】

価格:
914円

(2014/10/23 23:52時点 )

感想:0件

30cmまで固定できるので、めっちゃ便利。影のMVPといっても過言ではない働きでした。

続いてバッフル板とバスレフダクトを圧着したのち、さらにバッフル版と片方の側板を固定。

バッフル板+バスレフダクトと側板との接着

バッフル板+バスレフダクトと側板との接着

ついで天板と底板の固定。

バッフル板と天板の接着

バッフル板と天板の接着

のんびりやっていたので、夜に一部を接着し就寝、朝起きて会社に行き、帰宅後にまた接着という毎日を過ごしました。

出来上がりのイメージを...

出来上がりのイメージを…

ここまで出来たところで、一度平置きで出来上がりのイメージを組んでみた。
ここで大きな問題が発生 (といっても大した問題じゃないけど)。
用意したターミナル、プラのパーツが内側に付いているのだけど、これが邪魔。ターミナルを下に付けてもいいかと思ったけど、やっぱり上部に付けたいので、リューターでカットしちゃえと。

ターミナルのプラパーツを切断

ターミナルのプラパーツを切断

というわけですっきり収まる感じになりました。

さて、まだまだ部品接着の日々は続きます。
続きはまた日を改めて。

この記事の続き

この記事は、全3回のうちの2番目の記事です。
前編・続編は以下をご参照ください。
第1回:ダブルバスレフスピーカーの製作! その壱 (素材探し〜設計〜カット)
第3回:ダブルバスレフスピーカーの製作!その参 (最終回: ついに完成!)

ダブルバスレフスピーカーの製作!その弐 (ユニット選びとエンクロージャーの作製)” への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)