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ステム変更に合わせてポジションを変更
前回のステム交換に合わせて、Y’s Roadのバイオレーサーを受けた結果、ベストとされるポジションにも変更しました。
より前傾姿勢が取れるように、1.5cmほどハンドルを下げています。
その結果、どうしてもステムからコラムが飛び出してしまいます。
「コンビニとか行った時に、もらったビニール袋をかけられるじゃん!」とか能天気なことを言っていましたが、やはり少しかっこ悪い。
ので、コラムカットをしたいなあ、と。
コラムカットに必要なもの
コラムカットをする際必要なものは…
- コラムキャップ&スターファングルナット
- スターファングルナット圧入工具
- パイプカッター
が必要らしい。
スターファングルナットって?
スターファングルナットは、コラムとフォークとを固定するパーツです。
ステムは、外側から圧力をかけてフォークと固定されますが、さらにコラムの内側にこの固定を強めるためのパーツが入っており、これがスターファングルナットになります。
内側でフォークとコラムの固定を強めると同時に、ハンドルを切る際の軽さとも関係している、ビミョーに重要なパーツ。
Nironeは、アルミフレームにカーボンフォークの組み合わせですが、フォーク自体はカーボンであっても、コラムはアルミを使っています。(なんちゃってカーボンフォーク)
コラムの素材がカーボンの場合は、コラムキャップと一体化したプレッシャーアンカーで固定するのですが、アルミコラムの場合は中にスターファングルナットを打ち込んで、このナットとコラムキャップのボルトを締めることで固定します。
詳しくは、サイクルベースあさひさん「スターファングルナットの圧入の仕方」をご覧ください。
この説明にあるように、圧入をして入れるため、一度外すと再利用ができないパーツ。
なので、新たに購入する必要があります。
工数を考えるとプロに頼んじゃった方がいいかも
圧入ということなので、そのための専用工具が必要になります。
例えばこういうの。
その前に、既存のナットを外し、パイプカッターなどでコラムをカットする必要があるわけです。
パイプカッターは手持ちのDREMELリューターで十分に代用可能。
そもそも未経験の分野だし、既存のナットを外すのも大変そう…。
ということで、プロに頼んでしまうことにしました。
近所のサイクルショップに片っ端から電話したのですが、結構高い…。
ハンドルとステムを外す工賃など、積み重ね式でコストが上がっている感じで、正直「やっぱ自分でやるか…」と考え始めた頃、最後に最も近い「ダイワサイクル」さんに連絡してみました。
すると、工賃1,500円でやってくれるとのこと。他店が7,000〜8,000円ぐらいとかだったので、破格の工賃。
ただし、スターファングルナットの在庫がなく、こちらで用意する必要がある、とのことでした。
フツーだったら「買ってくれればやるよ」というスタンスが多いところ、持ち込みを勧められるという…、なんとも優しい仕様。ありがとうございます!
コラムキャップとスターファングルナットを用意し、店に持ち込み
コラムキャップとスターファングルナットは、信頼のシマノ製を準備しました。コラム径が1-1/8サイズというものらしい。
アルミでもよかったのですが、これはもう見栄のためだけにカーボンにしました(笑)。
これとバイクを持ち込んで作業をしてもらいます。が、その前にひとつ注意点。
「どこまでコラムを切るか」。
街で見かけるバイクは、ステムの上辺とコラムキャップがツライチになっているものもよくみます。
が、ビアンキ(というかサイクルヨーロッパジャパン)はオフィシャルで「5mmのスペーサーをステム上部に1枚入れる」ように案内しています。
まあ、「フルカーボンコラムでは」となっているので、アルミコラムのNironeは適応外なのですが、一応5mm残してもらうようにお願いしました。
コラムカットの出来上がり
ちょうどBianchi純正のオプションパーツで、チェレステ色と赤が綺麗な5mmのスペーサーがあったので、これをコラムトップに残してもらいました。
アクセントにもなるし、オススメです。
で、出来上がりはこんな感じ。
うん、全体の黒にチェレステが映えながらも全体が締まってみえる。
余計な出っ張りがなくなり、スマートに見えますね。
まあ、あくまで見た目の問題なのですが、コラムが残りすぎているのものあまりよくないとのことなので、やってよかったかなと思います。
なんせ、1,500円でしたので。