メールクライアントをApple Mailに変更

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mail_icon.jpgさて、久しぶりに大きな変更をしました。いままで、メールクライアントとして、Microsoft Officeに付属の「Microsoft Entourage」を使っていたんだけど、これを純正のApple Mailに変更しました。メールクライアントの変更は、何年ぶりだろう…。
 過去、Mac OS 7.5時代から、メールクライアントはMusashiというシェアウェアを使っていました。このソフトがよかった点は、Finder感覚でメールを管理できること、そして当時としては珍しくマルチアカウントやマルチユーザーに対応していたこと。メールクライアントごときに、ただでさえ狭い画面を占有されるのは嫌だったので、このソフトは僕のニーズにマッチしてました。その後Mac版のOutlook Expressがリリースされ、ちょっと浮気して使ってみようと思ったんだけど、結局画面全体を覆うあのインターフェースと動作の緩慢さが我慢できずに、Musashiに戻りました。
 が、転機はOS Xへの移行でした。OS Xに移行した後、MusashiはCarbonでリリースされたんだけれど、そこからいっこうに開発がされなくなってしまい、ちょっと機能的にも安定性にも不安を感じました。ちょうどそんな折りにOS Xに対応したMicrosoft Officeがリリースされ、そのキラーアプリケーションとして紹介されたMicrosoft Entourageに乗り換えたわけです。
 最初はあのインターフェースがいやでしょうがなかったけど、すでに使い始めて4年、もう慣れました(笑)。慣れてしまえばそれなりに高機能だし、特に不満もなかったんだけど、そこからAppleが純正ソフトで攻勢をかけてきた。iCalが登場し、アドレスブックが登場し、.Macを使ってたくさんのMacと同期がとれたり….。結局住所録はアドレスブックで管理するようになったし、スケジュール管理もiCalを使うようになった。そうすると、Microsoft Entourageでは、これらと同期がとれないので、高機能なスケジュール管理機能を持っていたとしても、全然活用ができなくなっていた、と。
 Tigerに移行時にMailに変えちゃおうかなあと思ってた。でもiBookでMailを使っていると、インプットメソッド(ATOK)と相性が悪いのか、メールの作成時に、本文の入力が極端に遅くなってしまうことがあったので保留にしてました。Tigerが10.4.2にアップされ、iBookでもこうした不具合が消えたのでようやく移行することにした、というわけです。Microsoft Entourageには、1万通ぐらいのメールがたまっていたのだけれど、最低限のメールのみをインポートして、使うことにした。
 迷惑メールの学習がMicrosoft Entourageよりも賢いことも、Mailに移行した理由の一つでした。洋鯖を使っているせいか、一日にくる迷惑メールがひどいことになっている。フィッシング詐欺のメールは来るは、アダルトサイトのメールは来るは、バイアグラ買えだの海賊版のOfficeが安いぜなど、もううざいことうざいこと。3日もメールをとらなければ、30通ぐらいの迷惑メールが来る。これらをMicrosoft Entourageでは手作業+フィルタにキーワードをどんどん追加していって自動的に削除するようにしていたんだけど、イタチごっこなわけ。その点、Mailは一度迷惑メールをマークすると、かなりの確率で怪しいメールを迷惑メールとしてフィルタリングしてくれる。これはありがたい。
 Mail Appetizerなど、いろいろと機能を拡張できるソフトもあるし、いろいろと弄ってみようと思っています。

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