今日はこどもの日。姉の一家が僕の甥っ子2人、姪っ子1人をつれて遊びに来たので、みんなで小金井公園に行こうということになりました。小金井公園には、江戸東京たてもの園という、当時の時代をあらすような建物が移設され、公園内で展示されています。
まずはいったのは、三井財閥の家。これはもう、映画に出てくるようなモダンな作り。広い面会室、モダンな厨房、シャンデリア。和洋折衷時代の日本の建築が随所に感じられました。
続いて入ったのは、2.26事件で殺害されてしまった大蔵大臣、高橋是清氏の邸宅。こちらは三井財閥のものではないにしろ、伝統的な日本家屋が堪能できる作りになっていました。やはり、窓は大きい方がいい。
興味を引いたのはこの「三省堂」です。いまでは、出版、本などを手がけている会社ですが、当時は文房具屋だったようです。やはりモダンな商店の作りをしていますね。
つづいては、旧都電。溜池から渋谷までででいた路線のようで、母親は高校生の時代にリアルタイムで乗ったことがあるようです。いまではあまりみかけなくなってしまった都電、近い道を行くには便利だったのでしょうね。
運転席は、ちょっといまのほうがコンピューターに頼っている部分があるのかもしれないけど、基本操作は同じみたいだね。
さらに旧都バス。まるで4駆のものみたいだ。ある意味で、今の長い車両よりずっとかっこいいかも。なんとまだ現役で走れるそうで、日によってはイベントで走らせてもらえるみたいですよ。
最後は昭和初期の銭湯の様子。ぼくも実家の風呂が壊れたときとか、ボイラーのオイルがなくなってしまったときなどはよく銭湯に行ったので覚えている。さいきんはやりの大型銭湯はともかく、土着の銭湯って、やはり基本的な構造は変わらないんだなあとつくづく思ったよ。