iPod Dock – オーグラインケーブルの自作

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年末年始休暇に入ってから、やたらとモノを作りまくっている気がする。

iPod Dock – 3.5mmステレオミニケーブルを作ったった

新たに作ったのは、iPod ClassicとアナログヘッドフォンアンプをつなぐためのDockケーブル。
OFCを使ったりしている奴は、フツーに店売りしているので、そんなものを作っても仕方がないので、「既成品では高くて買えない奴」を作ることを目標にして、以下の材料を用意。

・武藤製作所 AUGラインケーブル (オーグPTFE被膜線0.4mm)
・Dockコネクタ
・VIABLUE T6s (Standard size)
・スミチューブV(透明) 外径 1.5mm
・スミチューブ (黒) 外径 4mm

材料調達、オーグラインは高いけど奮発した!

材料調達からいろいろと難航…。

まずケーブル。今回は既成品ではめっちゃ高くなるオーグライン (AUGライン: AU銀とG金の合金)を使おうと決意。
太い芯線を使えば音がエネルギッシュになるので、出来る限り太いものを使いたかったのだけど、太いオーグライン、高い…。
オヤイデだとこんな感じ。

オーグラインPTEE被膜線 単価(@1m)
0.4mm 1,296円
0.6mm 3,132円
0.8mm 4,968円

ほんとは0.8mm位を使いたかったのだけど、さすがに単価5,000円はキツイ。ので、仕方なく0.4mmを購入し、ツイストで撚線化して使うことに。

次にDockコネクタ。
iPhoneやiPodの主力機種がLightningケーブルに変わってしまったので、Dockコネクタの入手性が著しく低くなってきてます。
アキバ中を駆けまわってみたが、入手できるのは、オヤイデのL字型か、千石電商で売っている奴だけ。

両者ともスリムタイプのコネクタで内部の遊びが少ないし、ケーブルを出す穴も小さく、(0.4mmx2)x3の太さを出せるとも思えない。
ALOなどが使っている、かなり大きめのコネクタが欲しかったのだけど、今はすでにヨーロッパのケーブルDIY通販 Qablesが販売しているだけみたい。

これ以外にもいろいろとあるみたいです。

海外通販だとさすがに年末年始休暇が終わってしまうので、5個発注を出しつつも、ハードオフのジャンクコーナーをあさり、同型と思われるコネクタを使った製品を5個ほどゲット。ばらしてピンを抜き、再利用して使うことに。

VIABLUEのプラグは、ポタフェスのVentureCraftさんのブースで手に入れたもの。

VIABLUE T6s Standard Size

VIABLUE T6s Standard Size

通常一本1,900円ぐらいで売っているのに、ポタフェス特価で2本2,000円!超お買い得。

iPod Dock – 3.5mmステレオミニケーブルの製作開始

というわけで早速製作開始。

まずはオーグラインケーブルの処理。

10cmに切ったオーグラインをツイスト

10cmに切ったオーグラインをツイスト

太さを出すために、10cmに切ったケーブルをツイストしておく。これを3本使用。

続いてDockコネクタの処理。
実は今回のヤマ場はここでした。
新品を買いさえすればピンが30本入っているので、使わないピンを抜いていく作業になるんですが、今回はジャンク品を分解して流用するわけで、逆の手順=ピンを刺すが必要。これが大変でした。

いつも参考にさせて頂いているDull as a Butterknifeさんのページの写真にもあるように、

30pinのDockは奇数ピンと偶数ピンが上下に入れ子になるようにピンを挿していくのだけど、抜いた品が奇数用なのか偶数用なのかが全然わからん。
さらに、指すスペースもものすごく小さいので、ルーペを使いながら一生懸命数を数えて試行錯誤しながら刺していく。

なんとかピンを刺し終わった...

なんとかピンを刺し終わった…

必要なピンは2番 (オーディオLINE OUT – GND)、3番 (オーディオLINE OUT – R)、4番 (オーディオLINE OUT – L)。
iPod Classicだけに使う予定ならこの3本だけで良いのだけれど、iPhoneやiPod Touchのような純粋なiOS機器で使う場合には更に、
11番、15番にピンを挿し、短絡させた上で、21番のピンと68KΩの抵抗でつなぐ必要があるとのこと。

2〜4に予備ハンダをした後、11、15をショートさせ、抵抗でつなぐ

2〜4に予備ハンダをした後、11、15をショートさせ、抵抗でつなぐ

ここまでできれば、あとはトントン拍子でした。

先ほどのオーグラインを2〜4番ピンにはんだづけし、絶縁のため根元のピンからスミチューブでガード。

オーグラインのハンダ付けと絶縁処理

オーグラインのハンダ付けと絶縁処理

この時点で一度iPodに接続し、テスト用のケーブルを手で抑えながら通電を確認。L、RともGNDと同時に繋ぐことでしっかりと音が出ていた。
ので、Dockコネクタに収め、断線防止のためにグルーガンでガッチガチに固める。ガッチガチに固める。
ガッチガチに固めたあとは、根元部分をスミチューブで補強し、キツ目の3つ編みで組んでいきます。

オーグラインを3つ編みで仕上げ

オーグラインを3つ編みで仕上げ

ここまでできればあとはフツーの処理。
プラグカバーと根元補強用のスミチューブを先に通しておき、プラグをハンダ付け。

VIABLUEプラグにハンダ付け

VIABLUEプラグにハンダ付け

ハンダ付けが終了したら再度iPodにつなぎ通電の確認。しっかり音が出ていれば、その状態を維持するためにグルーガンでガッチガチに。

プラグもグルーガンでガッチガチ

プラグもグルーガンでガッチガチ

ここまでできれば、あとはプラグを閉じて終了!

オーグラインDockケーブル完成!

オーグラインDockケーブル完成!

早速試聴!

早速iPod Classic とALO Audio “The National”との間に入れて試聴。

ALO audio "The National"に接続

ALO audio “The National”に接続

Moon AudioのDockケーブルと比べると、音自体に太さと元気が増しつつ、解像感と高音の伸びを加えた感じにグレードアップ。
繊細さと活力に満ちている反面、音源のアラも少し表現しやすいとは思うが、それでも十分な音質。
VIABLUEプラグ (1,000円) + オーグライン (約700円) + Dockコネクタ (100円*2)が材料費になるので、コスパの高さに感動!

ちなみに、久しぶりにハンダゴテでやけどしました….。

手を火傷...みなさんも気をつけましょう

手を火傷…みなさんも気をつけましょう

音質と出来上がりにはヒジョーに満足しました。かなりのコスパを発揮できるので、ぜひチャレンジしてみてください!

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