前回、前々回と、ロードバイクに最適なカメラとしてPanasonicのミラーレス一眼 LUMIX DMC-GX7MK2を買った、とレポートをしましたが、いよいよそのカメラを持って、ロングライドに出て来ましたのでそのレポートをば。
今回のレポートは、「青梅街道をひたすら走り甲府まで行ってみよう」ロマンがあるのかないのかわからないライドのお話です。
目次
「幼い頃から知っている道が遠くまでつながっている」というロマン
ボクは旧・田無市(現・西東京市)出身で、40年以上この町に住んでいます。
この田無という街、江戸時代は青梅街道の宿場町として栄えた街であり、この道とは切っても切れない関係があるわけで。
家の側には新青梅街道という、青梅街道のバイパスが走っており、新青梅街道と青梅街道に挟まれたエリアにボクは住んでいます。
そのため、幼い頃から馴れ親しんだ道がこの「青梅街道」なのです。
その青梅街道をず〜〜〜っと行くと、実は甲府まで行くことができます。
親父が武田信玄のファンであることから、甲府には幼い頃からなんども行っていますが、無論自転車で行ったことはありません。
「小さな頃から知っている道がすごく遠くまでつながっている」という微妙なロマンを追い求めてみよう、ということで今回の企画と相成りました。
ちなみに新宿を起点とする青梅街道は、田無で新青梅と旧青梅に別れます。
起点の新宿は靖国通りと名前を変え都内に向かい、最終的には国道14号として千葉へと向かいます。ただひたすら走れば、千葉から甲府にまで繋がる一本道なのです。
今回のルート
早速、お馴染みルートラボをつかって今回のルートを引いてみました。
起点は青梅街道沿いの、自宅最寄りのコンビニで、ひたすら青梅街道を走り続けます。
この時点で青梅街道は都道5号線と呼ばれる道です。西東京市、小平市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、瑞穂町という、23区に住んでいる方々にとっては秘境とも言える市内を進んで行くと、やがて青梅市に。
ここで青梅街道は「国道411号」と名前を変え、青梅市内から奥多摩エリアに突入、奥多摩湖(小河内ダム)を超えると山梨県に入ります。
その後も丹波山村、塩山市と山梨県を走ります。
塩山を超えたあたりで、少し山梨県道を走りますが、甲府手前で再度411号線に連結し、甲府駅前でゴール、というルートです。
行程はおよそ124km。まあ、ギリギリロングライドといってもいい距離ですかね。
唯一にして最大の登りが「柳沢峠」
このルートでほぼ唯一にして、かつ最大の登りが「柳沢峠」です。
まあぶっちゃけた話、スタート地点から柳沢峠の頂上までは、標高的にはずーっと登って行くイメージなのですが、コースプロファイルを見てみても一つの大きな山を超えることがよくわかってもらえると思います。
この柳沢峠、標高は1,476m。スタート地点の海抜がだいたい65mぐらいですから、単純計算でも1,400mは登ります。
奥多摩のアップダウンを含めると、獲得標高は1,700mぐらいのようです。
柳沢峠の奥多摩側のスペックは、正直ヒルクライムのレートとしては低い方かもしれません。
ただ、長い。
じわじわと登っているのでどこをスタート地点にするかによりますが、仮に「道の駅たばやま」をスタートとすると、距離にして17km、平均斜度4.8%になります。
コースプロファイル上グッと斜度が上がる点(ムジナ沢あたり)を起点にすると、距離13km、平均勾配6%。
Strava上の区間だと、頂上までのラスト7kmでも平均6%の勾配。
坂スペック的には、6%前後の勾配が変化なく続く長い登り、というのが柳沢峠の特徴。
激坂ももちろん苦手ですが、長い登りはそれ以上に苦手なボク。多分、ペーシングが下手なのでしょう。
そのため、今回のテーマは「頑張りすぎない」こと。とにかく余裕があるペースとケイデンスで長い登坂を登りきり、自分の中でペースを一定で走ってみよう、と思いました。
ミラーレス一眼GX7MK2を背負ってのロングライド
で、今回のライドの個人的な目玉なのは、新しく購入したミラーレス一眼「LUMIX DMC-GX7MK2」を背負っていく、という点。
【あす楽】 【当店限定】単焦点レンズ付! パナソニック LUMIX DMC-GX7MK2K-K ダブルレンズキット ブラック 価格: 感想:2件 |
前回ご報告した通り、自転車に乗りながらでも撮影ができる取り回しの良いストラップを購入しました。
いわゆる速写ストラップ、というヤツですね。
また、万が一の落車でカメラがオシャカにならないように、取り回しの良さそうなネオプレン製のケースも合わせて調達しています。
ヒルクライムでミラーレスがどの程度ジャマになるか、またサクッと撮りたい時に撮影ができるかのテストを踏まえているわけです。
柳沢峠は標高1,500m近くに達しますので、天候の変化にも注意が必要。何もなければ、ウインドブレーカーで十分なのだけれど、
念のためオルトリーブのサドルバッグに、念のためしっかりとしたパールイズミのレインウェアを装備しました。
朝8時、最寄りの青梅街道沿いのコンビニを出発
朝8時、青梅街道沿いにあり、自宅最寄りのコンビニでもあるローソンをスタート地点としました。
最初の10kmは、西東京市〜小平市〜東大和市を走る市街地コース。
自分が生まれ育った町でもあり、夜練や日常生活でもおなじみのコースになるので、気にせずにガンガン進んで行きます。
東大和市の駅を過ぎると、新青梅街道(青梅街道のバイパス)と交差します。旧道とバイパスとでは、結局青梅市内で合流することになるのだけれど、今回は「とにかく青梅街道を走る!」と決めているので、多少遠回りになっても北上し、旧道を走ります。
まあ、旧道の方が自転車にとっては走りやすいしね。
バイパスとの交差を過ぎると、狭山湖や野山北公園という丘陵地帯を右手に見ながら西進します。
この道も、夜練のコースに組み込んでいるし、沿線の「かたくりの湯」や野山北公園のアスレチックには、子供を連れてくることがあるので勝手知ったる道。
どんどん進みます。
瑞穂町に入り箱根ヶ崎の駅を過ぎると、バイパスである新青梅街道と旧青梅街道が合流し、「青梅街道」として一本化されます。
この合流地点である「瑞穂松原」交差点はおよそはおよそ19km地点。
ここから先は、青梅駅に向かって青梅街道を走ります。
青梅市滝ノ上で国道411号に合流
青梅街道は、青梅駅南の「青梅市民会館前」交差点で国道411号線と合流します。
国道411号線は、八王子から多摩川南岸を青梅方面に沿って走っており、それと青梅街道が合流し、奥多摩方面へと向かう道です。
ここからは、多摩川北岸をJR青梅線と並行するように走ることになります。
411号線合流直後はいわゆる市街地ですが、進むに連れてだんだん景色が変わってきて、宮ノ平駅を超える頃には「田舎の生活道路」の趣に。
そこからは、青梅線奥多摩駅に近づくにつれ緑が増えていき、それに従って走る車やバイクも生活者のそれから、ドライブやツーリング目的の様相に変わっていきます。
道はすでに登り基調の平坦道となっており、標高の高い奥多摩湖まで緩やかに登っていきます。
青梅線古里駅駅前のセブンイレブンにてこの日最初の休憩をとりました。
ここまでおよそ41km。
以前都民の森に行き奥多摩側に降ってきた際にも利用させていただいたコンビニで、ローディー御用達のコンビニのようですね。
せっかくなので、意外と(失礼)綺麗な古里駅の駅舎とパチリ。
次のマイルストーンは奥多摩湖
まあたぶん精神的なものだろうけど、この古のコンビニを過ぎると景色が山深くなることもあって、「これから峠か〜」的な気分になってきます。とはいえ、次のマイルストーンである奥多摩湖(正式名称「小河内ダム」)までは極端な登りはなく、登り基調の平坦がひたすら続きます。
(いつも思うのだけれど、登り基調の平坦って、登りだよね…)
この後青梅街道は、JR青梅線とほぼ並行しながら走り、青梅線の終点である奥多摩駅を通過すると、山梨県に向かって西南西に向かいます。
注意しなければいけないのは、奥多摩駅過ぎから連続してトンネルが出現すること。
長いトンネルから短いものまでたくさん出てきますが、基本的にはこの区間はフロントとリアともに、ライトはつけっぱなしの方が良いでしょう。また、明るいところから急に暗いトンネルに入ったりするので、アイウェアでこの明暗差を吸収したいところ。
が、あまり暗いアイウェアだと、トンネル内の通行で怖い思いをすします。
明るさに合わせて自動で紫外線カットをしてくれる「調光タイプ」のサングラスがあると一番いいです。
まあ、自分はこのあたりの装備は抜かりなく用意していて、どこまで本当かわからないけど北米シェアNo.1といわれるTIFOSIの、調光サングラスを愛用しています。英語だと「フォトテック」と呼ばれたりします。
また、トンネルに限らず、青梅街道の奥多摩湖近辺は車の往来が多いので注意ですね。
観光の乗用車だけではなく、山梨から抜けてくる大型トラックも多い上に、路肩が狭い箇所もあるので、とにかくまっすぐ走りましょう。
てな感じで、足が回りづらくなる程度の勾配がたまに来る道とトンネルと戦いながら、奥多摩湖に到着しました。
「奥多摩水と緑のふれあい館」の駐車場は広いし、トイレや自販機もあるので休憩にもってこいです。
何かイベントでもやっていたのか、車がすごい台数止まっていて、中には痛車もチラホラ…。
奥多摩湖北岸を走り山梨県丹波山村の「道の駅たばやま」を目指す
ここからは、奥多摩湖北岸沿いに走りつつ、山梨県を目指します。
奥多摩駅〜奥多摩湖の区間と同じく、連続してトンネルが出現するので注意しながら走ります。
また、トンネルの中は壁からの染み出しで路面が濡れていたりするところもあり、さらに注意ですね。
トンネルではない区間では左手に奥多摩湖を見ながら走行することになるので、水のマイナスイオンを浴びつつ走ることができます。
(まあ、車の排気ガスの方が多いような気がしますが…)
国道139号線との分岐である「深山橋」を過ぎると奥多摩湖北岸は終了、以降は多摩川沿いを走ります。
なお、国道139号線で深山橋を渡りすぐに左折、都道205号線に入ると、都民の森(風張峠)を奥多摩側から登ることができます。
以前はこの道をダウンヒルで下った経験があります。
留浦あたりを過ぎると東京都が終了し、ついに山梨県にはいります。
山梨県に入ると、道の呼び名が「青梅街道」から「大菩薩ライン」に変わります。
東京都の最高峰である「雲取山」の登山道がこの辺りから伸びているらしく、ちょいちょい登山客の方々にも出会いました。
丹波山村に入ると、「登り基調の平坦」から「緩やかな登り」にはいります。
ただし、一箇所だけ、地図上つづら折れっぽくなっている部分で、距離にして1.6km、平均勾配6.9%の登りがあるので注意です。
その他は、勾配としては2〜5%程度の登りが続く感じですね。
マイペースで走り、次の経由地である「道の駅たばやま」に到着しました。
道の駅たばやまに到着
道の駅たばやまは、柳沢峠ヒルクライムの玄関口と呼んで差し支えなさそうな位置。
この時点で距離およそ69.7km、行程の半分すぎでしょうか。
標高はおよそ650mで、自宅付近が海抜60mなので、およそ600m登ってきたことになります。
道の駅たばやまは温泉付き。
駅舎(っていうのかな?)の裏には、多摩川を望める風景が広がっていて、ここから温泉に向かう遊歩道が見えます。
裏に見える河川敷も綺麗で、ベンチに腰掛けて「ああ、いい場所だな〜」とついつい長居したくなる。
これから長い長い登りが始まるんですけどね。
道の駅たばやまから柳沢峠までひたすら登る
道の駅たばやまを出発すると、いよいよ本格的な登りがスタートです。
およそ4km程度、ムジナ沢あたりまでは平均勾配1.0%ぐらいの「登り基調の平坦道」ですが、そこから一気に斜度がアップ。
風景も一気に幽谷っぽい感じに変わってきますね。
まだ緩やかなうちに、ロードバイクに乗りながら写真をパチリ。
道の駅たばやまから柳沢峠は13km以上、平均勾配6%程度の道がひたすら続きます。
足を付くほど辛くはないけど、着実に長い距離で大量の体力を奪いにくるタイプの「ダラダラ登り」です。
前にも書きましたが、こうしたタイプの峠は僕が最も苦手とするところ。
ぶっちゃけ15%以上の激坂が短い距離なんども登場するタイプの峠の方がよっぽど楽というか、インターバルがかかる方が向いているっぽい。
とにかく今日のテーマである「頑張りすぎずに軽いギアで走る」を実践し続けます。
しかし、ただでさえ貧脚なのに「頑張りすぎないこと」を意識すると、速度は10km以下まで低下します。
が、そこはGARMINを無視(笑)。
同じく今日のテーマである「シッティングと休むダンシングを使い分け、楽に登る」を実践し、一定間隔でダンシングを入れます。
ダンシングの時は、重心を平地よりも気持ち前寄りにしつつ、上半身をリラックス。
「頑張りすぎない」とブツブツ言いながら、ひたすらペダルを回しました。
さて、もう一つのテーマである「ミラーレス一眼を抱えたヒルクライム」。
流石に長い時間ダンシングをすると、背中に回したGX7MK2が脇腹あたりまで落ちてくることがありました。
が、背中を超え反対側の脇腹に回すように意識すると、ちょっとのダンシングではカメラの位置が変わらずに安定しました。
それでも落ちてくることがありましたが、その時は「上半身が無駄にぶれているからカメラが落ちてくるんだ」と自分に言い聞かせ、ポジションと体幹とを意識し直すきっかけにするようにしました。
まあ、必死に登っているということもあってか、「このクソカメラ、捨ててやる!」とキレるほど邪魔にはならず、むしろ「この程度だったら多少のきついヒルクラでもイケる!」と思えるぐらいでした。
ヒルクラ中にカメラを引っ張り出して撮ってみた写真。
無論、前方・後方ともにしっかりとチェックし、車やバイクなどがいないことを確認してから撮りました。
6%程度であれば、漕ぎながらの撮影も可能そうです。
時折「10%」あるかな?という勾配のところもありましたが、常時6〜7%で安定している峠なので、ほぼほぼ同じペースで耐えること1時間半、なんとか柳沢峠を登り切りました!
繰り返しになりますが、激坂と呼ばれるほどきつい勾配は少なく、また道も非常に整備されているので登りやすい峠でした。
ヒルクライムの様子を動画にまとめました。
いつもの通り、編集は最低限の撮って出し状態で、苦しむおっさんがハアハア言うだけの動画ですが、ご参考までにどうぞ。
とはいえ、初心者の方にはあまりお勧めできないかな。
というのも、とにかくエスケープができない、かつ補給箇所がない。
覚えている限りで、道の駅たばやまから柳沢峠までは自販機が一つもなかったと思うし、無論トイレもない。
峠から最寄りの公共交通機関まではかなりの距離があり、メカトラや落車負傷で自走不可になった場合、どうしようもないのね。
なんどもヒルクラの経験があれば、「何かあった際の想定」のもとでしっかりとした準備ができるし、落車の危険性も相対的に低くなるよね。
登りは落車の危険はそこまでないので、足のこむら返りや熱中症の予防対策さえしておけばなんとかなるけど、長いダウンヒルは場数が勝負だし、スピードが乗った状態で落車をすると大怪我につながりかねない。
そうした「トラブルへの総合的な対応力」を求められるのがこの柳沢峠だと思います。
ので、行くのであれば相応の経験を積んだ後に行くべき峠かな、と。
塩山市内まで長い長いダウンヒル
ピーカンという表現には程遠かったけど、そこそこ腫れていた道中ですが、峠の頂上に近づくに連れて少しずつ曇りに。
頂上に着くころにはすっかり全体が曇っていました。
流石に標高1500mに近い世界、曇っているとすごく寒い。
前身頃に防風素材を使ったRaphaのWindblock Brevet Jerseyを着て臨んだライドでしたが、頂上で休憩中はブルブル震えるくらいの寒さでした。
山頂の茶屋でカレーをがっつりといただき、いざダウンヒルです。
ここからは、山梨県の塩山市内まで、ただひたすら下りです。
寒さ対策にアームカバーをしていざスタート。
流石にこの寒さ、夏用のアームカバーでは吸収しきれず。
途中で止まり、緊急用に持っていたパールイズミのレインウェアを着込み、再スタートです。
柳沢峠のダウンヒルですが、橋の上がなぜか嫌いな僕にとってはかなり怖い。
山の中を切り開いて作った道路のため、渓谷の上に開通した橋をひたすら下っていく。この橋が、とても高いところを走っているので、何故か橋から下に落ちていくような感覚を覚えるのです。
道幅は広く、舗装状態も完璧なので、本来なら楽しいダウンヒルになるはずなのに。
まだ道路を整備しているようで所々工事中でしたが、道自体は「走りやすい」の一言。
「橋の上怖い病」がない人にとっては、天国のようなダウンヒルになるでしょうね。
ただし、前にも書きましたが、エスケープには難があるルートなので、慎重に下ることをお勧めします。
さすがに塩山の市内まで下りてくると、レインウェアを着ていると流石に暑い。
塩山北中学校の交差点でウェアを脱ぎ、ダウンヒル再開です。
市内に入ると勾配は緩くなりますが、それでもほぼ下り基調なので快適に走ることができます。
というわけで、「あの登りの苦労はなんだったんだ」と思えるほどあっさりと塩山駅に到着しました。
塩山の駅前には、旧高野家住宅という由緒ある建物が。
山梨といえば、武田信玄ですね。
甲府だけでなく、塩山市も信玄推しです。
県道〜国道140号「雁坂道」を甲府市内に向かって走る
ここから先はほぼ平坦道。
県道と国道を乗り継いで中央本線沿いに走り、甲府市内へと向かいます。
途中を通る国道140号線は武田信玄の軍事用路「甲斐九筋」のうちの一つで、「雁坂道」とも呼ばれています。
標高2000mを超える雁坂峠を通って秩父まで繋がっている様子。
いつか登ってみたい峠。が、自転車で登れるのか?
そうこう言っているうちに東山梨、山梨市、石和温泉など、中央本線の駅を順次通過。
酒折駅の手前で、再度国道411号線に合流します。
塩山市から甲府までのルートは完全に住宅街であり、車の通りもある程度しかないので走りやすい。
甲府市内に入ると、一気に風景が近代化。
突然、目の前に城っぽい風景が飛び込んできました。
武田信玄の居城であった「甲斐城」は「舞鶴城」とも呼ばれ、その城址は甲府市内に点々と残っているようです。
この舞鶴城址公園もその一つ。
舞鶴城址公園を北上し、中央本線を立体交差で越えると、ほぼ甲府駅に到着、
駅前にも甲府城の城址が残っており、観光スポットになっているようです。
123kmほどの行程を経て、難なく甲府駅に到着!
駅前広場の端でバイクを輪行バッグに詰め、駅へ。
なお、甲府から特急あずさで帰ってこようと思っていたのですが、なんとチケットは数時間後しか取れない様子。
甲府舐めてました、すいません…。
とはいえ流石の中央本線、都内へ向かう特急はあずさ以外にも数多くあり、およそ1時間半後の「ホリデー快速ビューやまなし」でなんとか都内に帰着しました。
最後は、立川駅から自宅まで約13kmの自走でゴール。
家族からリクエストのあった信玄餅、重かった。。。
この日の走行データ
柳沢峠、人里離れた土地であり、標高も高いので、「深山幽谷」という表現が最も似合う峠でした。
いい練習になるし、走りやすい峠なのでまた行きたいな。