前回ご報告した通り、軽量化を目的にBianchi Via Nirone完成車付属のパーツからの交換を目論んでいたパーツ群が届きました。
目次
用意したパーツたち (前回のおさらい)
前回のおさらいですが、
ハンドルバーはFizikのCyrano R3 (カメレオン C-C 400mm)を選択。
たまたま行ったY’s Road 新宿カスタム店で値下げの瞬間に出くわし、海外通販との価格差が1,000円程度だったため即買いしました。
シートポストは、トップグレードから2つ目のCyrano R1シリーズを選択、カーボンです!
仕様に合わせ、径は31.6mm、長さは330mmをチョイス。
ステムとの合わせ技で、かつ送料を含めても最も安かった海外通販Evans Cyclesを利用して、約11,000円でGet。国内では12,000円くらいします。
ステムは、以前受けたY’s Roadのバイオレーサーでは「100mmにしてもいいかも」と言われましたが、90mmを選択。
ブラケットのポジションを少し変える予定だったので、そちらで少し今よりも前傾姿勢を取りやすくするようにしました。
こちらもR1シリーズのもので、同じくEvans Cyclesで6,900円でゲット。
というわけで早速取り付け。
ハンドルはfizik Cyrano R3に交換
ハンドルバーの取り付けは比較的簡単。バーテープを剥いだ後にSTIレバーを外し、ステム前面のボルトを4箇所を外せばOK。STI周りの細かな作業は105への交換編をご覧ください。
うーん、比較的器用な方みたいなのだけれど、バーテープの巻き方はなかなかのへたっぴ。
なお、ハンドルバーの形状は大きく分けて3種類あります。
出典: サイクルベースあさひ ドロップハンドル-種類と選び方-
fizikのハンドルバーは、骨盤 (SPINE: スパイン)の柔らかさによって、Snake/Chameleon/Bullの3種類が用意されているのだけれど、骨盤が硬くなるに従ってシャロー形状からアナトミックシャロー形状にチューニングされています。Chameleonだと、付属のハンドルバーと比べて、下ハンの水平部分がかなり少なくなります。ので、下りでのブレーキングなどは、少しポジションが変わるので注意ですね。
ステムはfizik Cyrano R1に交換
ステムは、マットな色使いの中に、艶ありブラック+kロゴが美しい感じ。
素材はアルミ。とはいえ軽い7075系のアルミに加え、ボルトはチタン。
カーボンのステムもあるようなのだけれど、やはりバイクのハンドリングと反応性を司る重要な部分であり、プロの中でもアルミのステムを使っている選手もいるようです。
カーボンのfizik Cyrano R1シートポストは美しい
最後に、シートポストです。こちらは、Nironeの車体がアルミということもあり、振動吸収性が高まることを期待してカーボン素材のCyrano R1シートポストをチョイス。
いやいや、これは仕上げがとても美しい。軽量化もそうだけど、自己満足にがっつりと浸れる。うん。
さて、軽量化効果はいかに…
最後にお決まりの標準パーツの重量計測です。
ハンドルバー (JD-RA38A 31.8mm x 400mm)の重量は322g。
fizik Cyrano R3ハンドルバーは251gだったので、70gの軽量化。結構大きいね。
ステム (Reparto Corse 90mm)の重量は145g。
145g – 120g = 25gの軽量化。
シートポストは、画像忘れちゃった…。SP-602 31.6x350mmで、333gでした。
333g – 241g = 92g。今回最も軽量幅が大きかったパーツ。まあ、素材も長さも変わってるし。
全体では187gの軽量化、ということになりました。本当に突き詰めている人は、100g単位の軽量化にめっちゃお金をかけていることを考えれば十分な効果。
とはいえ、それで早く走れるほど体力があるわけではないので、エンジン=自分をしっかり鍛えないとね。