いっつも電子工作やMacintosh関連の話ばかりなので、ただのオールドタイプのアキバ系おっさんだと思われてるという方も多いと想いますので、少し毛色の違った話を。実は、ジーンズも結構好きだったりします。
好きなジーンズメーカーはEVISとJOHNBULL。ただ、EVISUは正直、小遣い制のサラリーマンには高すぎるので、小金持ちだった大学生時代に買ったものを未だに履いています。
一方、JOHNBULLはEVISUに比べて安価にもかかわらず、生地の選択や縫製、履き古していく過程が非常にマイルドでGood。ということで、普段履くジーンズのほとんどがJOHNBULLおよびその別ブランド (SEWING CHOP)だったりする。スキニーやスリムパンツなどは、ユニクロやH&Mといった、いわゆるSAPが多いですが (汗。
その中でも一番気に入っているのが、JOHNBULLのヴィンテージラインである”SEWING CHOP”の502BDモデル。
こっちは背面。
セルビッチの生地の特徴である「イケてる自然な縦落ち」が育ってきました。
このジーンズのいいところは、デニム自体はかなり厚く丈夫な素材をチョイスしながらゴワゴワせず、履いていくたびに体の動きを阻害しないよう柔らかくなっていくこと。そして何より、作りの丁寧さ。
ポケットの継ぎ目に使用されているリベットには、創業年である1963の文字が一つ1つに刻印されてます。この付近の色落ちも気に入ってます。
なんとコインポケットの裏にも赤耳加工 (セルビッチ)生地。哲学を貫いている感じがする。
ヒップポケットの裏には隠しリベットが。この近辺の色落ちもお気に入り。
お陰でヒップポケットはいい感じで「履き古し感」を演出してくれています。
せっかくのセルビッチ、折り返しすることを前提に裾は裾上げ一切なしです。
ジョンブルは国産で非常に高品質なデニムを多く出しているので、ユニクロなどと比べると値段は張ります。
が、一生モノは少し大げさだけど、ジーンズを「育てる」という楽しみを教えてくれると思うので、是非。