PHA-1を手に入れてますます楽しくなってきたポータブル環境の構築。
ただいまの主力環境は、カナル型=SHURE SE535、オーバーヘッド型=SONY MDR-1RMK2。音源や荷物の多さなどにより使い分けるけど、PHA-1の導入によって得た広い音場は出来るだけ大口径のヘッドフォンで楽しみたいなと。
SONYのコンシューマー向け製品はとにかくドンシャリ傾向が強いのだけど、PHA-1もMDR-1RMK2もどちらかというと低音よりのフラットな音質。なので、「高音+解像度に特化したケーブル」を使えば、もっとバランス良くかつ高音質で楽しめるのではないかと。それに適した線材をいろいろと調べてみた。
Airis Logさん – 【ケーブル自作】素材の種類による音の傾向などまとめ
dac99の誰得日記さん – アナログケーブルにおける線材ごとの音の特徴とその比較
わかったキーワードは「純銀線」と「単線」。OFCやPCOCC-Aなどの標準的な銅線に比べ、銀線は高音の伸びや解像度の向上に寄与し、その効果は撚り線よりも単線の方が大きいとのこと。まあ、単線のデメリットとしては取り回しの悪さとなるみたいだけど。
とはいえ、銀線のリケーブル、サードパーティー製だと高い…。「じゃあ作っちゃえ!」という軽いノリで、いろいろと部材を漁ってきました。目標は「iPod Classic + SONY PHA-1 + MDR-1RMK2でジョニー・マーのアルペジオを綺麗に聴きたい!」にしてみた。
MDR-1RMK2のリケーブルというと、特殊なものに感じてしまうかもしれないけど、要はステレオミニケーブルを作ればOK。
まずは、パーツと部材のスーパーマーケットこと、千石電商へ。
手に入れたのは以下の2つのプラグ。
こちらはポタアン接続用。PHA-1がデカイので、ストレートプラグだとさらに嵩張る。横にしてポーチにしまえるよう、L型の定番 NEUTRIKの金メッキ。
んで、こちらがMDR-1RMK2接続用。Ortphonケーブルの痛い経験から、プラグの根元にスペーサーがあるのを探したんだけど、店頭展示品で試したところ、スペーサーがなくても大丈夫だった。本当はVIABLUEのやつが欲しかったんだけど、ちょっと高いし、MDR-1RMK2への刺さりが心配だったので、今回はパス。
次いで、リケーブルでは有名なお店、オヤイデ電気へ。
ここでの戦利品はいろいろ。
左から、外装用のナイロンチューブ、4N純銀0.5mmフッ素絶縁単線 (3m)、47研0.4mmOFC単線。外装用は、1RMK2がブラックなので合わせましたが、少し目立たせるようにゴールドのラインが入ったものにしてみた。しかし銀線もOFCも硬いな…。取り回しに苦労しそうだ。
その他に、熱収縮チューブ、オーディオ用半田SS-47を購入。
さて、明日から制作に入るぞ。続きはまた。
“Sony MDR-1RMK2 リケーブル自作 (部品購入編)” への2件のフィードバック