いやあ止まらんね、ヘッドフォンスパイラル。
AKG Q701の値段が暴落中なので買っちゃった
AKGのかつてのフラッグシップだったK701をベースに、QUINCY JONESとのコラボの元、若干のアジャストを行ったシグネチャーモデル”AKG Q701″の価格が、20,000円台前半まで落ちてきました。たまたまヨドバシに行ったら、その事実に気づき、23,990円という価格にびっくり。
以前視聴していた時には、開放型の特徴である、脳内定位の少なさ、広く自然な音場、ダイナミックレンジに驚き、いつか欲しいと思っていましたが、当時の価格は50,000円台。買えねーっつの、という感じだったのだけど、2万代前半なら、さらに10%のポイントが付くことも考えれば、十分購入可能として即買してしまった。
ちなみにAMAZONでは、並行輸入品 (=国内の保証が効かない)もので以下の値段。ヨドバシのほうがポイントを考えずとも安いです。
早速Q701を開封
選んだ色はBLACK。グリーンはさすがにサイケすぎ。白だと、やぱりオーディオ機器としての佇まいが少し安っぽくなるから、ということで。早速開封してみました。
でかでかと「愛のコリーダ」でお馴染みのQUICY JONESの写真が。ところどころにこの製品のアクセントカラーである緑が使われています。
ヨドバシの店員さんに、「オーストリア産のない?」と聞いてみたが、残念ながら在庫は中国製のみ。箱の裏面下の方に、「デザインはオーストラリアだけど、組み立ては中国よん」(意訳)と記載されています。まあ、ちゃんとシリアル番号も入っているし、生産国がどこであれ変わらないだろうと自分を説得、購入に踏み切りました。
フラッグシップは、梱包も豪華
中には、頑丈なプラスチック製の梱包材にワイヤーで固定され、本体が入ってる。付属品はおそらく日本では役に立たない説明書と保証書が。ちなみに国内正規代理店経由だと、箱の裏に保証書がついています。それ以外には、グリーンのケーブルがインパクトが強いんだけど、miniXLR – ステレオミニプラグのケーブルが、3mが一本、6mが一本入ってます。また、標準プラグに変換するアダプターも付属。
素材の多くはプラスチック。オーストリア製だと、この”Q”マークの下に”Made IN Austria”と記載されているはず。
おそらく6mのケーブルは絶対に使わない自身があるので、3mのケーブルを装着してみた。mini XLRケーブルは装着時にクリック感があり、抜ける心配がなさそう。
結構多くのレビューで、ヘッドバンドにあるコブが、長時間装着していると痛くなるとのこと。が、本体の重さが軽いので、Shure SRH440に比べたらなんてことはなさそう。
ヘッドバンド上部にはコラボをしたQUINCY JONESのシグネチャーが。ロックが多めの僕にはあまり思い入れのないアーティストですが、Michael JacksonやBabyfaceなどをプロデューサーでもあり、最高のポップチューン「愛のコリーダ」も作ってるアーティストなので、確かな音楽的センスは持っているはず。
Q701の音質評価
エージング前ですが、Norah Jonesの”Come Away With Me”で試聴。
彼女の声は低音域から高音域までまんべんなくチェックできるし、ベースやピアノなど、音の数も少ないので、残響感などを聞き分けるにはちょうどいい。
低音の量感が少ないというレビューをよく見かけるけど、エージング前でもそこまで不足しているとは感じなかった。それよりも、特に低音を中心とするキック、残響感の柔らかさが目立ち、質の良い低音は十分に出ていると思ってます。
中〜高音域の表現力はさすが、特に女性ボーカルものは、声の艶や優しさ、息遣いなどが広い音場と伴って、観客の少ないパブで聞いているような錯覚に陥る。全体的にパフォーマンスが高く、解像度も高い。が、モニター一辺倒になっておらず、聞き疲れをするような音は出さない。
ちなみに環境ですが、音源はAAC 256kbps, Airmac ExpressのAirPlay機能を使ってデジタル転送し、ステレオミニ-RCAプラグで10年以上前のプリアンプ、 Onkyo A-905で聞いてます。
いや、この品質のが2万円台前半で買えるとは驚き。例えばUltimate EarsのTriple Fi 10 Proが生産完了間近に値下げし、かなり売れたようですが、そうした状況が起きてもおかしくないほど、現在の販売環境はコスパが高いです。音はともかく、とりあえず「抑えておく」つもりで買うのもありかもよ。
これからエージングを進めていって、どのように音質が変化していくか、楽しみ。
全くのオーディオ初心者です。そんな私が昨日、生涯初めてヘッドフォンを購入しました。AKGのQ701です。事前にネットで調べたところ、店頭で売られているQ701は全て中国製だそうで、一部のインターネット店舗で価格を上乗せしたオーストリア製を売っているそうです。なので無駄な努力と知りつつも最近は都心の駅前にある量販店を何軒も回る日々が続きましたが、残念ながらオーストリア製のQ701を見つけることは出来ませんでした。そんな中、昨日、全く別の用事で有楽町を訪れた時のこと、帰り際に駅前にビックカメラ有楽町店を発見。無駄とはわかりつつも通りすがりの女性店員さんに在庫のQ701の製造国を尋ねました。しばらくして倉庫から戻ってきた店員さんから驚きの一言が発せられました。「ブラックならオーストリア製が一台ありますよ」。オーストリア製が残っているのも驚きだが、私が欲しかった本体色がブラックのモデルだったのが正に二重の驚きでした。これぞ正に奇跡。正規代理店を通しているので保証期間は二年。店頭価格は二万八千円台でしたが、これをビックカメラのweb店舗と同額にしてもらえたのには大変助かりました。ひょんなことから昨年の六月にヘッドフォンに興味を持ち、長い長い時間を経て、ようやく私のヘッドフォン購入までの長旅がようやく終わりを告げることが出来ました。
東さん
おめでとうございます。僕はQ701を購入するまではいろいろと紆余曲折しましたが、最終的には買ってよかったと思ってます。開放型としては、AKGのフラッグシップに近い立ち位置にもかかわらずコスパが非常に高く、変な色付けもなく素直に音を鳴らしてくれるし、パッドの装着感も含め、非常に長く使えるモデルです。
ビッグにはオーストリア製ありましたか。羨ましいなあ。まあ、中国製でも、AKGがちゃんとQualityを確保してくれていれば問題がないんですが、外側のイヤパッドに”Made In Austria”って書いてあるだけでかっこいいんですよね…。
毎日このヘッドフォンで音楽を聞いていますが、是非これからも音楽視聴を楽しんでくださいね。
秋葉原や新宿のヨドバシカメラではCDプレイヤーや ヘッドフォンアンプや音源が用意されているので私のような携帯音楽プレイヤーを持っていない人間にはとてもありがたいのですが、ヘッドフォンアンプが安価な製品のためか価格コムのレビューに書かれているような「鳥肌がたった」「一日中聞いていられる」という程にまでは流石に感じず、自分の耳が悪いのかと思っていました。その後、同じく新宿西口のビックカメラに行くと、ここでは先のヨドバシカメラよりも設備が良く、CDプレイヤーは多分同じ位のクラスだと思いますが、こちらはヘッドフォンアンプがおよそ10万円の物を使っているせいか同じQ701を聴いているにも関わらず、耳に入ってくる音が全然違いました。両店共に音源はCDなのですが、ビックカメラの方が圧倒的に音が良いのです。これならば価格コムのレビューの声にも納得です。私はQ701を購入したにも関わらず実はオーディオの完全な初心者です。Q701は駆動力のあるアンプでないと鳴らし切れないとは聞いていましたが、まさかこれ程繋ぐ機器により音質が左右されるとは思っていませんでした。新宿西口のヨドバシカメラではオーディオテクニカの二万五千円程のヘッドフォンアンプを通していましたが、音質差は素人の私でも聴いた瞬間わかるものでした。私は普通の人と違い、まず音の出口であるヘッドフォンからオーディオに興味を持ったので今度はヘッドフォンアンプ、その後はCDプレイヤー等の購入を考えていかなければなりません。自宅でQ701を本来の音質で楽しむにはまだまだ遠い道のりが待っているようです。
そうですね、お気に入りのヘッドフォンが見つかると、今度は上流に手を入れたくなる…。なんだか泥沼のような気がします (笑)が、僕は自分が投資できる範囲で楽しもうと、心に決めています。そうじゃないとお金がいくらあっても…。
本当にその通りだと思います。しかし、オーディオに本当に疎い素人の私が聴いても普及機との音質の違いが分かってしまう程素晴らしい音を届けてくれるQ701を一度聴いてしまったら誰もがきっとQ701の性能を引き出そうと少しでも性能の高い機器を接続しようと考えてしまうのではないでしょうか。Q701はそんな魔力のような魅力を持ったヘッドフォンだと思います。
(最初に書くのを忘れてしまいましたが、私の書いた書き込みに二度も返信して下さり本当にありがとうございました。私、インターネットを使い出して間もない素人のため、書き込んだコメントに対し返信があること自体がとても新鮮に感じてしまいます。)
二ヶ月前にヘッドフォン(AKG Q701)を生まれて初めて購入したことをこちらに書きました。それ以降、家電量販店へは足が遠のいていたのですが、先週の6月27日に久しぶりにお店に行って見たところ、Q701がとても安く売られているお店を見つけました。ビックカメラの有楽町店とビックロ店です。私が見た限りですが、何故かこの二店舗だけはQ701が価格コムの最安値を下回る20800円(税込22646円)で販売されていました。さらに、ビックカメラのレジに置かれている「ご購入感謝クーポン」を一緒にレジに出すとポイントが通常より3%上乗せされて13%付くのでポイント込みで考えれば、今ならQ701が何と二万円を僅かに切る価格で購入出来るのです。あの素晴らしい音質を誇るQ701がギリギリですが一万円台になるとは驚きです。しかも正規品なので保証期間も二年間。さらに、この二つのお店は近隣の区へは5000円以上のヘッドフォンならば配送料無料と大盤振る舞いでした。帰宅後に知ったのですが、前日の25日までは価格コムでのQ701の最安値は量販店のネット店舗とほかのネット店舗がほぼ同じで保証期間の差で量販店での購入した方がお得でしたが、この日を境に何故か量販店のネット店舗の価格が軒並み上昇。ビックカメラとヨドバシカメラのネット店舗は前日までの22960円(税込)が僅か一日で何と30600円位とおよそ8000円近くも高騰していました。(現在は23000円台まで戻っていました。)
この安値情報ですが、これからQ701を購入予定の方には朗報だと思いますが、私は小心者なので普段は自分が商品を購入した後は同じ製品の値段は見ないように売り場に行かないようにしているのですが、今回、気まぐれで値段を見てしまい、自分の購入価格より値下がりしていることを知ってしまいなんだが複雑な気分です。こんなことならいつも通り売り場に近寄らなければよかったと少し後悔しています。
>オーディオ素人さん
たしかに、悔しいですよね〜、買った時より安く売ってたりすると。
まあでも、その分早くいい音で楽しめていると思えば、それでいいのかもしれませんね。僕はそう思うようにしてます。
先日、たまたま横浜に行く機会があり、帰り際に横浜駅前にあるヨドバシカメラに立ち寄りました。ここのヘッドフォン売場はほかのどの量販店のヘッドフォン売場よりも沢山の高級ヘッドフォンがお店側で音源も用意されて視聴出来るようになっていました。例えばAKGのk812や各社の20万円クラスのほかの量販店では見かけないモデルか揃っていました。そんな中、私の目に止まったのが、やはり量販店では見かけないAKGのK702でした。ここに置かれていたのは最近製造された中国製の物なので、ヘッドバンドに凹凸がありませんでした。私がQ701を購入する時に最後まで悩んだのがヘッドバンドの凹凸でした。どうしてもこれが馴染めないのです。AKGに問い合わせも「Q701は家庭用でK702は業務用と用途が違うのでQ701はK702のようにヘッドバンドの凹凸は今後無くす予定はありません」となんだがわからない説明を受けました。試しに売り場に置かれていたヘッドバンドの凹凸の無いK702を頭につけてみたところ、その装着感の違いに驚いてしまいました。あの数ミリの凹凸が無くなるだけで驚く程装着感が良いのです。あまりの装着感の良さに「あの凹凸は何だったの?」と思わずにはいられませんでした。それほど違うのです。これならば何時間でも装着していられます。Q701にこのヘッドバンドが採用されていたら尚、パーフェクトなヘッドフォンになっていたと思います。