いきなりですが、僕の仕事は企画業。
オフィスにいてちょっと煮詰まったりするときや、集中したい時などは、外に出てカフェで仕事をすることもあったりします。
そんな時にふらっと寄るのがRapha (ラファ)の東京クラブハウス。
目次
コーヒーの香りが漂う店内と階下のサイクルウェアワンダーランド
首都圏の地下鉄では最も新しい副都心線の「北参道」が最寄り駅。
JRでいえば、山手線の代々木と原宿、総武線の千駄ヶ谷とのちょうど真ん中へん、明治通り沿いから一本入ったところにある小さなお店。
店内の1階はカフェ。
席数は少ないですが、コーヒーの香りが漂い、非常にリラックスできるスペース。
ランチも何回かいただいたことがありますが、これがどうしてなかなか旨い。
階下に降りると、そこはロードバイクウェア好きにはたまらないワンダーランド。
Raphaウェアのブティックです。
通常はオンラインでしか買えないRaphaウェアを、実際に手に取って試着してみることができます。
仕事をしに行ってもついつい階下のブティックに寄ってしまう
先日も、通勤の途中に下車し、コーヒーを飲みながら仕事をするためにふらっと立ち寄りました。
後味が残らず、とてもさらっとした味のラファオリジナルブレンドを注文して、企画中の案件のアイディアを整理していました。
1時間半ほどお邪魔し、おおむねアイディアの整理に区切りがついたところでちょうどコーヒーを飲み終わった。
そろそろオフィスへ行こうと席を立つのですが、なぜか足は店を出る方向ではなく、階段を下りる方向に向かう。
せっかく来たのだから、お得なものがないか見ていこう、となるわけです。
いやほんと、このお店よくできてるわ。
Raphaのウェアは、基本的にオンラインショップと直営のサイクルブティック (クラブハウス)での販売。
オンラインには、「アーカイブセール」というコーナーがあり、旧モデルのウェアなどが安く手に入ったりするのですが、ほとんどの場合これはオンラインだけの話。
ただ、ごくたまに「Limited Offer」として、店頭にセール品が並ぶことがあるのです。
家庭もちでさらにお小遣い制のしがないサラリーマンにとっては、このセール品こそねらい目(貧乏涙)。
(ふらっと寄って、セール品がなければ「次の獲物は何にしようか」と品定めをして帰ることもよくあるわけですが…。)
Rapha東京クラブハウス限定のジャージがあることに気づく
この日もいつも通り除いたわけですが、レジ前のエンドに見慣れないジャージが。
前述のとおり、オンラインが最も大きな販路(だろうと思われる)のRaphaは、すべての商品がオンラインショップに掲載されているはず。
ニュースレターも登録しているので、たまにチェックしているのですが、オンラインでは見たことがないジャージでした。
どうも先日発行されたニュースレターによると、「クラブハウスコレクション」というシリーズのよう。
名は「クラブハウスライトウェイトジャージ」。
黒をベースカラーに、左袖に白のラインが入る「これぞRapha」と言わんばかりのデザイン。
襟と袖のヘム、ジッパーの裏側には、Raphaのアイコンとも言っても過言ではないハイビズピンクのアクセント。
胸には”Rapha Tokyo”のロゴ、背面右側のポケットにはクラブハウスアイコン。
「次に買うサイクルジャージは黒で軽量の真夏用のやつだな~」と思っていた僕にはぴったりのデザイン。
スタッフの方に聞いてみると、RCC (Rapah Cycling Club)メンバー限定のものではなく、東京クラブハウス限定のジャージとのこと。
昨年までラインアップにあった「Superlightweight Jersey」がベースになっていらしい。
通常、RaphaのウェアはMを選択することが多いのだけれど、試着してみると、前傾姿勢をとったときに若干おなか周りがダボつく漢字があったため、ワンサイズ落としてSを選択。
試着していい感じだったので、お財布と相談をしていたところ、レジ前にふとしたメッセージが。
「19,000円以上ご購入の場合はロゴTシャツをプレゼントしちゃうよ」
ちなみにこのTシャツ、買うと7,500円します。
結局買っちゃったRapha東京クラブハウスライトウェイトジャージ
そんな餌を撒かれたらもう駄目でした。
Rapha東京のクラブハウスライトウェイトジャージが17,000円。ついでにPRO TEAM Socksを追加して19,500円。
まあいいや、予算は不用品をメルカリで売って作ろう(笑)。
おまけのTシャツもSを選択し、わくわく感とまた衝動買いした罪悪感とを引きずったままその日はオフィスに向かい仕事をしました。
で、帰宅。写真インプレです。
パッケージングは安定のRapha。細かなところにもブランディングが行き届いています。
前から思っていたけど、こういうところはAppleそっくり。
根っからのMacユーザーである僕に訴えてくるのもそのあたりのアプローチの類似性か。
黒基調で、Raphaのアイコンとも言える袖のホワイトラインとハイビズピンクのアクセント。
手触りはざらっとした感じの生地を使っているので、色としてはマットブラックの印象。
襟は最近のトレンドとは異なり若干高め。
そのせいか、ハイビズピンクのアクセントがより際立つ感じ。
こういうシンプルな意匠でアクセントをつけてくるのがRapha。
「いかにも」なサイクルジャージも好きだけど、このシンプルさと色のコントラストがRaphaの真骨頂だと思う。
通気性確保のため、サイドパネルとバックポケットは前身頃と後身頃とは異なるメッシュ素材を利用しています。
ベースレイヤー着ないと透けます。多分。
背中の生地のつなぎ目やジッパーの裏にもハイビズピンクのラインが。
山でおっさんが死にかけていても、若干見苦しさが軽減されるかも。
Rapha東京クラブハウスライトウェイトジャージのフィッティング
僕の身体スペックは、身長175cm、体重63kg、胸囲91cm、ウェスト80cm。
Raphaのコアビブショーツに合わせて着てみました。
うーむ、薄汚いおっさんがRapha着て自撮りしているのもなかなかシュール、というかキモい。
Sサイズでジャストと言えるフィッティング。
特に腰回りと胸回りは本当にジャストです。生地自体はあまり伸縮性のあるものではないので、これ以上太れない感じですが、これ以上太りたくありません。
なお、僕は上下とも必ずベースレイヤーを着用するので、この写真でもつけています。
着ているベースレイヤーはSUGOi RS Base Layer (RS 19204U)。
汗で貼りつくこともなく、かつ冷感素材を使っているのでオススメ。
一方で、袖周りはかなり余裕がある、ブカブカとまではいかないけどね。
今流行りのシリコンヘムのジャージもフィット感があって好きなのだけれど、体に貼りつく感じがあるので、山でもがいている時などは、ジャージ自体に伸縮性がないと全体が引っ張られる感じがあります。
Rapha東京クラブハウス限定ジャージは、素材の伸縮性が高くはないので、袖周りはこれぐらいの方が却っていいのかもしれない。
前身頃はおへそあたりまでで若干小さいように感じるのですが、ブルベシリーズを除くRaphaのウェアは全体的に前身頃が短い傾向にあるようです。
おまけでもらったRapha Logo T-Shirts
おまけでもらったRapha Logo T-shirts (Tシャツ)もサイズはSを選択。
試着をしなかったので若干心配です。
色はネイビーでロゴはピンク。このカラーリングは、2017年のTシャツのラインアップにはないもの
襟のバイアステープもピンク。
ちょっと写真のホワイトバランスがおかしいですが、色はネイビー(しつこい?)。
チェストがスリムフィットですが、丈は全体的に長目の仕立てです。
コットン100%ですが、かなり手触りがよく、伸縮性にも富んでいる印象。
先ほどと同じように着てみました。
やはりスリムフィットですが、僕の体格でベースレイヤー+ビブの肩紐がある中でもきつさを感じず、かつ大きめでもないジャストなサイズ。
先ほどの写真からもわかるように、やはり丈は長めの設定ですね。
Tシャツが欲しいがために追加したPRO TEAM SOCKS
19,000円以上でTシャツプレゼントだったため、あと2,000円分追加する必要がありました。
ので、買ってみたら意外と良かったLightweight Socks -Regularに味をしめて、PRO TEAM Socksを追加。
色は、先日購入したfizik R1B 100°GIRO LIMITED EDITIONと合わせるためにピンクを選択。
Lightweight Socksは、まるで履いていないかのような軽さと薄さを持つソックスでしたが、PRO TEAM Socksはもう少し厚手。
が、ごわつく感じもなく、さらっとした履き心地。
ちなみにMADE IN ITALYでした。
度重なる無駄遣いを経てどんどんサイクルワードローブが拡充していく。
まあ、「今日はどのジャージを着て自転車乗るか」と考えるのも、ロードバイクの楽しみということで、締めの言葉といたします(笑)。
早速、3連休中日に予定しているヤビツ峠ライドで着てみようっと。
Viva, 無駄遣い。