Bianchi ROMA 2 オーバーホール (カスタマイズ?) – 作業編

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さてさて、前回前々回と愛車 Bianchi ROMA2 (2010年モデル)のオーバーホール兼カスタマイズについて、いろいろと選んだパーツたちを紹介しましたが、いよいよ作業編。

とりあえず自転車を使う用事があったので、まずはサドルだけ付け替えてその用事を済ませた。
そしてまずは清掃、これに限る。油汚れ、泥汚れが見事に溜まっていた。

メンテ前のROMA2 ちゃん

メンテ前のROMA2 ちゃん

メンテスタンドに立て、中性洗剤でひたすら洗っていく。100均で買ってきたサッシ用のブラシや歯ブラシなどをフル活用して、細かなところもゴシゴシ。
さらに経年で使っていたため、かなりこすらないと落ちないようなスレ系の汚れがいっぱいついていたので、そこはメラミンスポンジでゴシゴシ。
※ちなみに、メラミンスポンジでやると若干光沢が落ちるので、気になる方はやらないことをおすすめします。

どーせパーツはいろいろと変える予定なんだけど、今まで頑張ってくれた感謝の意味を込めて、最後にがっつりと清掃しました。

リアスプロケットは見違える輝きに

リアスプロケットは見違える輝きに

フロントディレイラーやタイヤのリムもめっちゃキレイ

フロントディレイラーやタイヤのリムもめっちゃキレイ

交換予定だったVブレーキは、さすが付いていると洗いづらいので取り外して清掃。

洗い終え、すごく綺麗になった ROMA2

洗い終え、すごく綺麗になった ROMA2

まだ少し明るかったので、Vブレーキ本体のみは換装。ちなみに変えたDEORE フロントをDEORE BL-T610は、フロントとリアの差はシューの取付方向のみなので、シューを付け直せばFRどちらにも使えます。

フロントをDEORE BL-T610に変更

フロントをDEORE BL-T610に変更

リアもDEORE BL-T610に変更

リアもDEORE BL-T610に変更

結局1日目の作業はここで終了。汚れをためてしまうと、クリーニングはほんとうに1日仕事になります。「こまめにやれ」が今日の教訓。

続いて2日目。パーツの換装作業に入ります。
まずはステム。ハンドルバー前面に見えるナットを4本外すとハンドルが取れる。さらにヘッドパーツカバーを外すと、ステムが抜けるようになります。
ハンドルはバラす必要がないので、ワイヤー類を痛めないよう、静かにぶら下げておく。
今回買えるステムはハイライズのステムなので、かなりポジショニングが変わるため、コラムスペーサーの位置を入れ替えつつ、ステム取り付けのベストの高さを決め、あとは逆の手順で組み上げていくだけ。

ステムをBBB BHS-24に交換

ステムをBBB BHS-24に交換

ついでに交換予定だったブレーキレバーを外す。シフターも交換予定だったのだけど、この時点ではまだ変速機関係のパーツが届いていなかったので保留。
その後、交換予定のグリップとバーエンドバーも装着し、ハンドル周りの調整を概ね完了させる。結局シフターを変えるときにもう一度やる必要があるので、とりあえずは適当に。

ブレーキレバー (DEORE BL-T610)、グリップ、バーエンドを交換

ブレーキレバー (DEORE BL-T610)、グリップ、バーエンドを交換

変速機は使えないながらも、とりあえずは乗れるようにするため、ブレーキワイヤーを先に装着。道交法違反でしょっぴかれたくないのでww

ブレーキは使えるようにしておいた

ブレーキは使えるようにしておいた

天候が不安定だったので、あとはタイヤやサイコン、ドリンクホルダー、クイックリリース、ワイヤーロックなど細かなパーツを装着してこの日の作業は終了。

クイックリリースはサビがひどかったのでTIOGAのものに変更

クイックリリースはサビがひどかったのでTIOGAのものに変更

タイヤはMichelin Dynamic Sports 28cに

タイヤはMichelin Dynamic Sports 28cに

ドリンクホルダーはTIOGAの白、ロックはホルダーにつけるタイプのものを選んだ

ドリンクホルダーはTIOGAの白、ロックはホルダーにつけるタイプのものを選んだ

3日目。ようやく変速機関連のパーツが届いたので、そこに着手。グリップ等を外し、シフターを外す。ワイヤーはシフターの変更とともに新しくなるので、これも全部外す。続いてFD、RDの取り外し。これらが取り外し終わったら、後輪を外し、リアのカセットスプロケットの交換。

貧脚御用達の9速用スプロケ (12-27T)に変更

貧脚御用達の9速用スプロケ (12-27T)に変更

スプロケは、新しくなるとほんとに印象が変わる。奥に写っているのは交換前のスプロケ。洗ってキレイにしたのに、新品と比べるとやっぱり黒い。

続いてFDとRDを取り付け、シフターを通し、ワイヤーを接続する。

リアはSORA FD-3500 (Double)に

リアはSORA FD-3500 (Double)に

RDは同じくSORA RD-3500に

RDは同じくSORA RD-3500に

次はチェーンの交換。実はこれが一番めんどくさいww。
ちなみに新品と4年使ったチェーンではこんなに色が違います。まあ、メンテさぼってたせいもあるけど。

新旧のチェーン比較

新旧のチェーン比較

今回、8速→9速になったけど、リアのトップの歯数に変更はないので、チェーンの長さは変えないようにしました。また、今後のメンテナンス性を高めるため、ミッシングリンクを装着して、チェーンの取り外しが簡単にできるようにしておいた。

その後、FDとRDの調整。9速化に伴い、上記のようにチェーンの長さは変えませんでしたが、この場合、フロントがアウターの時は、リアのロー2枚、フロントがインナーの時はリアのトップ2枚にシフトチェンジしないことが判明。でも、もともとアウターxロー、インナーxトップなど無茶な組み合わせはチェーンやスプロケの消耗を避けるためにNGとされているので、かえって良かったかななんて思ったり。

最後に、フロントのホイールを変えました。ロード用の入門ホイール、WH-R501です。

フロントのホイールをWH-R501に

フロントのホイールをWH-R501に

これで概ねのオーバーホール&カスタマイズ・アップグレードが終了。足掛け3日、正直疲れましたが、これも全部自分がメンテサボっていたせい。
大事な自転車だから、これからも屋外保管をせざるを得ない状況なので、しっかりとメンテを続けるようにします。反省。
まあ、それでも保管場所の地面が泥からコンクリになったから、十分環境は良くなっているのだけど。

結局、メンテ後はこんな感じになった。

メンテ終了後の、現在のROMA 2

メンテ終了後の、現在のROMA 2

Xperiaのカメラ使ったら、設定が変わっていて画像荒いな…。
クランクやBB、ペダル以外のパーツはほぼ新品に変わっているので、なんか新品みたいで超うれしい。
少し天候が安定したら、40km程度のポタリングに行く予定!

ちなみに変えたパーツは、以下の過去のエントリにあるので、そちらを参照してくださいね。
パーツ選び編1パーツ選び編2 (再掲ですが)。

Bianchi ROMA 2 オーバーホール (カスタマイズ?) – 作業編” への4件のフィードバック

  1. コメント失礼します。
    私もローマ2の2010に乗っていて、
    soraのパーツを移植したいと思い参考にさしてもらっています。
    わからないことがたくさんあり、お聞きしたいのですが、シフトワイヤーはどの商品を購入されましたか?
    もしよければ返信お願いします。

    • 回答遅くなりました。
      ワイヤーはシフター (フロント2速、リア9速用Rapidfire Plus: SHIMANO SL-3500)変更時に付いてきたもので一緒に交換しています。
      アウターはいらないのであれば、
      Y60098070
      が対応しているようですね。

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